☆☆☆ ご挨拶 ☆☆☆

目次

五周年---2007年 |  四周年---2006年 |  三周年---2005年 |  二周年---2004年 |  一周年---2003年 | 

マックスの家 トップページへ戻る



☆ 五周年 ☆

…マックス応援団の皆様… ー2007年7月13日(金曜日)ー

いつも優しいお心で応援してくださってありがとうございます。
そして、長い間、ホームページの更新を怠り、マックスの近況をご報告申し上げなかったことを、お詫び申し上げます。
何か良くない事があったというわけではありませんので、どうぞ御安心下さいませ。
今後、少しずつ更新していくつもりでいますので、引き続きの応援をお願い申し上げます。

マックスと暮らすようになってから、五年が経ちました。
マックスが大人になって来たせいなのか、友犬たちとのバトルには以前ほどの激しさが無くなりました。
それでも、いつもの公園で友犬たちと会うのを楽しみにしているようで、お出掛けの日は活き活きとしています。
そこへ行けば親しい友がいて、バトルや駆けっこが楽しめることが分かっているからでしょう。
色々な趣味を持つ私ども人間でさえ、お散歩仲間の皆様とお目にかかるのを楽しみにしているくらいですから、 マックスにはさぞかし嬉しいことだろうと思います。

★☆★☆

続けている「試み」の成果ですが、
第一に、留まらせること。
非力な私は、マックスの急な動きに振り回され、ふとした油断で何度も痛い思いをしました。
今では、行動に予測が付けられるようになりましたし、苦もなく常に気を張っていられるようにもなりました。
これまで、マックスの急な動きを制止するための工夫を、いろいろ考え実行して来ました。
お散歩時にはショルダー型バッグと決め、何かの時に対処し易いように両手を空け、リードだけを持つというのも、その一つでした。
そのリード選びにも小さな歴史があります。
初めの頃は、マックスが飛び出さないようにリードを手に巻き付けていました。
踏ん張りが利くようにと、首輪から20〜30cmの箇所に結び目を作って滑り止めにしたこともあります。
その箇所が輪になっているリードを長男が買って来てくれた時からお散歩が楽になりました。
今は、家族の身長に合わせて輪の長さを変えられるリードを使用していますが、このリードが 犬の躾本で言うところの「つけ」の状況を作り出してくれて、やや早足ながらリズムを合わせて歩けるようになりました。
勿論、「つけ」の躾は入ってないので、マックスが怖いと思った途端にリズムが乱れます。
そんな時には、「止まれ」の指令を出して足並みを揃えさせます。
最近のマックスは、バス通りをビク付きながらも長い時間でなければ歩けるようになりました。
ただ、未だに子供たちや中高生など大きな声で歩く人々が恐いようで、脇道があると逃げ込もうとします。
そんな時には、リードを引きながら「止まれ」指令をし、「一歩(いっぽ)」と声をかけると同時にリードを少し緩めて一歩だけ進みます。
この方法で、工事現場の横も、駐車中の大きな車の横も、少しずつ前へ進めるようになりました。
どうにも駄目で、体重20kgのマックスを抱き上げて、マックスに声をかけながら歩くことも、未だにあります。
こんなふうにマックスは頑張ってくれてます。

第二の呼び戻しの確立については、未だ課題のままです。

★☆★☆

マックスを家族に迎えてから広がった交際の輪は、今も楽しく続いています。

昨年11月は、妹犬めぐちゃんの御家族から別荘へのご招待をいただき、二泊三日も楽しませてもらいました。
たまたま夫の誕生日で、バースデーケーキまでご用意していただき、盛大なお祝いをしていただきました。
めぐちゃんとマックスが、お互いの家族を信頼している可愛い様子は、ホームページを早く更新してお知らせしたいと思っています。

いつもの公園のお仲間とは、昨年十二月に中華料理店を借り切っての三回目の忘年会。
今年三年目を迎えたお花見会は、花曇りの中、美味しいお料理と笑顔に囲まれて桜を愛でました。
六月には、MAXの父を旗持ちにし、チョコちゃんご夫妻、ベスちゃんご夫妻とともに尾瀬一泊旅行に行き、 美しい新緑の中の木道を歩き、なかなかに険しい山道を登りました。 日光華厳の滝をしのぐ豪快さと言われる三条の滝は本当に素晴らしく、清楚さと生きる強さを併せ持つ水芭蕉に感激しました。
この尾瀬行きでは、MAXの兄とマックスは留守番組でした。
夏の宴〜生ビールを飲もう会〜は四年目になりますが、既に日程が決まっています。

今後とも、応援をよろしくお願い申し上げます。   MAXの母



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☆ 四周年 ☆

…マックス応援団の皆様… ー2006年7月13日(木曜日)ー

遠くてなかなかお会いできない皆様も、ご近所の皆様も、いつも優しいお心で応援してくださってありがとうございます。
可愛がって下さる親しい皆様に応えるマックスの喜びの表情は、皆様から私ども家族への素晴らしい贈り物と思い、 いつも深く感謝しています。

マックスと暮らすようになってから、四年が経ちました。
この「四年」は、「もう四年」と「まだ四年」という二つの気持ちが対になって存在しております。

「もう四年」は、「もう四年も経ったの?」という気持ちです。
マックスを介して知り合った多くの方々や、いろいろなでき事を考えると、 四年という月日は結構長かった筈なのですが、あっという間の楽しい時間であったために 「もう四年?」という気持になります。
「まだ四年」は、「まだ四年しか一緒に居ないの?」という気持ちです。
マックスは、大切な家族の一員となり、いつも我々人間の心を癒し、幸せにしてくれます。
側に居るのが当たり前で、ずっと昔から一緒に暮らして来たような気がしています。
もし、このマックスが居なくなったらと想像するだけでペットロスになりそうなくらいに、私ども家族は深くマックスを愛しています。
この深さに匹敵する時間の長さを想像した時に、「まだ四年?」という気持になるのです。
何年後かには、「もう」と「まだ」が一つになるのかもしれません。
今は、平凡な一日一日の積み重ねがとても幸せで、この時間が少しでも長く続いてくれたら、と心から願っています。

★☆★☆

お散歩時に、すれ違う犬たちの中で特に目を引くのは、子犬ではなく老いた犬です。
骨格の変形、弱々しい歩き方、白い箇所が目立つ被毛、白内障の目、遠くなった耳。
そんな老いた犬とすれ違う度に、十何年後かのマックスを想像します。
その年齢になったマックスは、今と同様、いいえ、今以上に愛おしい存在になっているに違いありません。
不思議なことに、この「マックスが愛おしい」という思いは、目の前の見知らぬ老犬をも愛おしく感じさせます。

マックスが家族に加わり、私は、ふたりの息子の母となりました。
けれど、ふたりの息子に対する思いは、微妙に違います。
いつか独立して行くであろう長男に対する思いは、「親亡き後、平凡で良いから幸せな人生を歩んで欲しい」。
いつまでも子供のままの次男・マックスに対する思いは、「マックスの最後を看るのは、この私でありたい」。
人見知りで怖がりなマックスだからこそ、最後の瞬間まで側に居てやりたいと思うのです。
そして、マックス亡き後ひどいペットロスにならないようにしようと、今から覚悟しています。

何年も前のニュースで、外国の大富豪が財産を犬や猫に遺す、と聞いた事があります。
その時には理解できなかった大富豪の気持が、今はすごく良く分かります。
愛犬の幸せを願う気持は、富こそ無いものの、私どもも同じだからです。
毎日を楽しく大事に過ごしたいと思います。

★☆★☆

一昨年からの試みの成果ですが、
第一に、留まらせること。
マックスは相変わらず臆病ですが、自分の臆病さと闘って「止まれ、GO」の指令を必死で受け止め、踏み止まります。
以前から比べれば、マックスも私も、少しだけですが進歩しました。

第二に、呼び戻しの確立。
単純な「呼べば来る」は、できるようになりました。
でも、まだ一番大事な場面での呼び戻しが完璧ではありません。
興奮状態の時こそ呼び戻しが必要なのですが、引き続きの課題となっています。

★☆★☆

お散歩途中に、親しい友犬とその飼い主さんを見かけると、マックスは下げていたシッポをパッと上げ、笑顔で私を見上げ、 両手(前足)で私にトンと跳び付いて知り合いに会えた喜びを表現し、急いで友犬たちへ駆け寄ります。
また、いつも声をかけて可愛がってくださる人を見かけると、飛び切りの笑顔でスキップのような弾む足取りになります。
休日に、「いつもの公園へ行くよ」と声をかけるとパッと笑顔になり、玄関と私どもの間をそわそわと行ったり来たりし、 明らかに日々のお散歩とは区別しています。

いつもの公園での様子は、
以前は、友犬の御家族が撫でて下さろうとすると、さっとその人の側を離れましたが、 今では、撫でてくださる方をチラリと見上げ、そのままジッとしています。 そんな時、下がりっ放しのシッポが微かに振られたり、警戒心いっぱいでピンと張っている立ち耳が僅かに寝かされたりすることもあります。
逆に、ニコニコしながら、友犬の御家族に自ら挨拶に向かうこともあります。
私ども家族は、このような一瞬一瞬を決して見逃さず、幸せ気分に浸ります。
回りの友犬たちに比べると愛想が無いマックスだからこそ、その一瞬の仕種で どんなに心を開いているかが分かるのです。
その仕種は、マックスらしい控え目な喜び方で、とても愛らしい表現です。
友犬たちと走り、バトルし、友犬の御家族に声をかけてもらうマックスの嬉しそうな様子や笑顔を見るたびに、 私ども家族だけでは与えられない至福の時間をマックスにいただいていると、常々、深く感謝しています。

公園の広場で楽しく遊び、寛いでいるかのように見えるマックスですが、警戒心を解いているわけではなく、 いつも辺りを見張っています。
マックスなりの警戒条件があるようで、例え見知らぬ犬でも犬連れの人には吠えず、例え犬好きでも犬連れでない人だと吠えるのです。
また、歩いている人は、マックス規定のエリア外に居れば吠えませんが、自転車の人は、かなり遠くからでも見付け、 自分から近付いて行って吠えます。
「お兄ちゃんが自転車で来たの? 迎えに行こう(^^)」
「何だ、違う人じゃん(`×´)  怪しい奴だ!」
という展開だろうと想像しています。
こういうわけですから、私ども家族は、マックス以上に辺りを警戒し、事前に対処するよう常に気をつけています。
そのせいで、家族全員の目付きがかなり怪しくなったのではないか、と危惧しています。

★☆★☆

家の中にいても怖がりで、聞き慣れない音がすると、私を不安そうに見ます。
私が様子を見に行こうものなら、少し遅れて後ろから付いて来て、何でもないことを一緒に確認します。
相変わらず、雷や花火、陸上競技用ピストル音は大嫌いです。
地震を感知すると、私の所へ飛んで来てピタリと体を寄せるか、手を伸ばせば届く位置に来ます。
捨てられ、兄弟姉妹だけで肩を寄せ合って怖さを我慢していた子犬時代を思うと、抱き締めずにはいられません。

知らない人の訪問に対しては低く大きな威嚇声を出すので、アボアストップという機器を利用しています。
週に一回来てくれる生協職員さんの担当が替わる度に、アボアストップを付けてのお出迎えです。
慣れて来てアボアストップが不要になる頃には、車のエンジン音を聞き分けて「生協のお兄さんだよ」と教えてくれ、 自らもシッポを振りながら玄関へ向かい、待ちます。
友犬ご家族や親しい人の来訪時には、外での愛情表現控え目な様子とは全く異なります。
親愛を大きく表現し、時には感極まって喜びの高い声で吠えることがあります。
それが夜ならば、やはりアボアストップのお世話になります。
ところが、夜中に下の公園に集まる猫たちを見付けても、ジッと見守るだけで吠えません。
親バカとは思いますが、実に良い子なんです。

★☆★☆

普通に話す言葉から行動することに驚かされることが、しばしばあります。
例えば、
「窓(まど)」という指令で窓へ行くのとは違い、 「お父さん、もうすぐ帰って来るよ」という語りかけで、外の様子を見ようと窓へ行くのです。
「今日は、車だよ」と言うと、駐車場を見、「歩きだから」というと、駐車場とは反対の道を見るのです。
或は、
「体重を量るよ」と言うと、洗面所にタッタッとやって来て、抱っこされ易く向きを変えて傍らに立ちます。
大好きな豚耳を食べようとしている時に、「それ、見せて」と言うと、ハウスから出て、持って来てくれます。
これも、立派な親バカでしょうか?  ̄m ̄ ふふ

食べたい、遊びたい、一緒にお出掛けしたいなどの意思表示をします。
犬だから食い意地が張っているのは当たり前かもしれませんが、「それ、もらえる?」ウルウル瞳ビームは、とても可愛いです。
体重管理のため無視していると、手をちょっと膝にかけておねだりをしますが、それ以上の過激な行動はしません。
いえいえ、ありました。
台所は、包丁や高温の揚げ物油などの危険がいっぱいなので、子犬時代から入室禁止にして来ました。 ところが、食事が物足りない時にはそっと入り込み、 プラスチックゴミ入れからくわえ出したパッケージを、わざわざ、私から見える所で舐めて見せるのです。
ゴミを取り上げ、「駄目でしょ!」と叱るのですが、私の心の中のクスクス笑いが見透かされているせいなのか、一向に改まらず、 台所のチェックをするマックスを時々見かけます。
「こらっ!」と叫ぶと、頭を垂れて上目遣いでスゴスゴと出て来ますが、直ぐに「何かありましたか?」表情になります。
なので、台所に入らないようにフェンスを閉めておく時もあります。

そういえば、マックスが来たばかりの頃、テレビ番組でゴミ箱を荒らす犬の躾け方を見たことがありました。
犬は叱らず、ゴミ箱を強く叱りましょうという内容でした。
当時のマックスは、家の中に数あるゴミ箱の内、高さ30cmくらいの籐籠だけを集中チェックしていました。
何度か番組どおり叱ってみたのですが、一向に効果が上がらず、 結局、「猫を追うより皿を引け」のことわざに習い、「マックス叱るなゴミ箱テレビの上」となりました。
テレビの上でまるで立派な置物のように在るゴミ箱は、家族の間では何の不都合も無くゴミ箱として使っておりますが、 お客様はそれをご覧になってどうお思いなのでしょうか。 『マックスくんの家の七不思議』に数えられているかもしれませんね。

★☆★☆

かかりつけの動物病院の先生方には、いつも診察時の態度を誉めていただきます。
怖くて固まっているだけとの見方もありますが、恐怖で咬んだり、吠えたり、暴れたりということが無く、 体のどこを触わられてもジッとしていられるので、きちんと診察してもらえます。
この病院は、マックスの去勢手術をしてくれた病院で、ISOを取得し、患動物と飼い主への応対をも含めた医療の向上に努めてくれています。
全てのスタッフが臆病なマックスに優しく、機敏に対応してくれるので、私はとても信頼しています。
私の病院への信頼を感じ取って、緊張ヨダレを垂らしながらもマックスは落ち着いていられるのだろうと思うのです。

★☆★☆

マックスのお陰で交際の輪が広がり、何年もお付き合いが続いています。
妹犬めぐちゃんの御家族には、私ども人間の方がまるで兄弟姉妹であるかのように親しくしていただいています。
公園仲間の皆様には、マックスが心から可愛がっていただいており、 私ども家族全員ともどもとても仲良くしていただいてます。
大きなファミリーともいえる千葉犬PJ関係の皆様方には、少し離れたところからいつも見守っていただいてます。

今後も、応援をよろしくお願い申し上げます。   MAXの母



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☆ 三周年 ☆

…マックス応援団の皆様… ー2005年7月13日(水曜日)ー

いつも、優しいお心で応援して下さって、ありがとうございます。

マックスと暮らすようになってから、早くも三年が経ちました。
マックスが来てから、しばらくの間は、月数を数えていました。
母犬のところに居た期間、捨てられ、千葉現地に居た期間、優しいボランティアさんのお宅で保護されていた期間。
それらの期間に比べて、我が家での生活が一番長い期間になった時、これで本当に、我が家のマックスになったと思ったものです。
今では、マックスが居ないなんて考えられず、毎日、幸せな時を過ごしています。
マックスは、怖がりではあるものの凶暴な性格ではなく、病院の診察も静かに受けられますし、犬とは上手に付き合えます。
家の中では、質の悪い悪戯をせず、かなり言葉を聞き分ける良い子です。

我々は幸せだけれど、果たしてマックスは幸せだろうかと、家族の話題になることがあります。
もし、マックスを迎える時点で、せめて、この三年間くらいの『犬と暮らした経験』が私どもにあったらならば、 もっと幸せにしてやれたのではないか、もし、別のご家族が里親になっていたならば、もっと幸せになれたのではないか。 …と、考えは巡ります。
マックスの本当の気持ちは分かりませんが、 マックスの様子を見ながら幸せを探り、これからも一緒に暮らす生活を楽しもうと思っています。

さて、昨年からの試みの成果ですが、
第一に、留まらせること。
マックスは、相変わらず臆病です。
それでも、自分の臆病さと闘って、「止まれ、GO」の指令を必死で受け止め、踏み止まるようになりました。
第二に、呼び戻しの確立。
以前よりは、良くなっていますので、100%を目指したいと思っています。

今後も、応援をよろしくお願い申し上げます。   MAXの母

みなさ〜ん。
いつも、応援を、ありがとうございます。
友犬の存在は、僕の犬生を明るく楽しく、してくれています。
それに、妹のめぐちゃんと何度も遊べて、とても嬉しいです。
僕は、今でも怖がりだけれど、『家族の癒し』という務めを立派に果たしているそうです。
これからも、『普通にお散歩』を目指して、頑張って行くつもりです。
どうぞ、応援してください。   MAX


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☆ 二周年 ☆

…マックス応援団の皆様… ー2004年7月13日(火曜日)ー

マックスと暮らすようになってから二年が経ちました。
この二年間、優しいお心で応援し続けていただきまして、ありがとうございました。
お陰様で、公園やお散歩道でお会いする皆様に『そっとさっと挨拶』、 『嬉し恥ずかしスキップ挨拶』ができるようになりました。

しかし、いわゆる「三つ子の魂百まで」なのでしょうか、未だに怖がりが抜けません。
知らない人、登下校の集団生徒、自動車、自転車、バイク、野球やテニス、サッカー、 陸上競技のピストル音、雷鳴、工事現場など、 ありとあらゆるものが怖いようです。
いつもの公園で遊んでいるときも常に警戒をしており、 犬連れでない人たちがエリアに踏み込むと吠えて行きます。
それでも、『急な強い引きで腕が抜けそうになること』もなくなり、 『立ち話』も転ばずにできるようになりました。
私どもの慣れもありましょうが、マックスの僅かながらの進歩もあると思います。

この二ヶ月ほど、初歩の躾をきちんとしようと試みて来た事が二つあります。

第一に、留まらせること。
工事現場や高校などの横を通る時、マックスはパニックになり、すごい勢いで逃げ去ろうとします。
そのような場合に「止まれ」「待て」の指示を出し、 指示どおりできれば、大げさに「良い子」と誉めます。
以前、このような場合におやつを使っていましたが、恐怖のあまり食べなかったり、 訳も分からずただ飲み込むだけだったりしました。
怖がりだから駄目なのかと諦めかけていましたが、 今回の方法で記憶のすり替えができるのではないかと思い付いて始めました。
つまり、『怖いから逃げようという思い』と 『止まれの指示に従うことで誉められて嬉しい思い』のすり替えということです。
思惑どおり行けば良いのですが…。

第二に、呼び戻しの確立。
家の中でおやつがある時だけは、直ぐに来るマックスです。
外では、自分の定めたエリアから家族が居なくなりそうだと追って来ます。
マックスの気分次第ではなく、こちらの指示で戻るようにさせたいと色々試しましたが上手くいきませんでした。
そこで、上手に躾けていらっしゃる公園仲間の方から教えていただきました。
その方は、調教師さんに「蹴って叱りなさい」と言われたそうです。
さすがにそれはできなかったので、厳しく叱ったところ呼び戻しができるようになったそうです。
その教えを試す機会は、直ぐに来ました。
呼んでも来ない。
長男がマックスのところへ行き、マズル(鼻面)を軽く叩き、口を閉じさせて軽くマズルをつかみました。
小声ながらも「呼ばれたら来い」と強く言い、クゥンと鳴くまでマズルを放さなかったところ、 次からは直ぐに来るようになりました。

「止まれ」と「来い」の指示がマックスに浸透してくれれば、 犬連れでない人たちへの警戒吠えを阻止するだけでなく、 いろいろな場面で使えますので、 このまま毎日教え続けようと考えています。
マックスの怖がり克服の為に、こうすると良いということがございましたら、是非いろいろお教えいただけると有り難いです。
そして、今後も応援をよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。  MAXの母


続きまして、マックスからも、ご挨拶させていただきます。

みなさ〜ん。
いつもありがとうございます。
これからも応援してください。 MAX

ねぇ、お母さん。
僕、これからも…p(*^-^*)q 頑張るよ♪


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☆ 一周年 ☆

…マックス応援団の皆様… ー2003年7月13日(日曜日)ー

家族と暮らすようになってから一年が経ちました。
この一年間、優しいお心で応援し続けて下さってありがとうございました。
そして、僕が怖がりのせいでなかなか笑顔をお見せできなくて、ごめんなさい。
人も、強風も、自動車も、バイクも、自転車も、(゜-゜;)え〜っと…、そうそうシャッターの音も、 みんなみんな怖くて、 いつも緊張しているからなんです。

校庭の横を毎日通るたびに、お父さんやお兄ちゃんを駅までお迎えに行く時に、 初めて通る道も、いつもの公園への道も、 高校生とすれ違う時も、 コンビニの前での5分間も、僕の心臓はバクバクします。
だから、お母さんは「他の犬の何倍も心臓を使っている」と心配します。
僕は、怖い事を見付けて急に強い力で思わぬ方向へ動くので、家族は転倒したり、 腕が抜けそうになったりします。
特にお母さんは、お散歩の時も、友犬のお母さんたちと立ち話をする時も、 僕の動きをいつも気にかけてくれてます。
「大丈夫だよ」って、いつも声かけながら歩いてくれます。
時々、女子高生が「大丈夫! だって」って、クスクス笑ってすれ違って行きます。

前にもお話したけれど、僕は、僕を捨てた人を恨んでいません。 助けてくれたボランティアさんも、 養子にしてくれた家族も人間だからです。
でも、お母さんは、「許さない」とコブシを握りしめています。
「人間社会に慣れるための大事な赤ちゃんの時期に人間と生活をしていたら、 もっともっとマックスが幸せになれたはずだし、 もっともっと周りの人々を優しい笑顔にすることができたはずだ」と言うのです
僕が、顕微鏡が必要なくらいの僅かさながら、皆さんににシッポを振ったり 笑顔をお見せすると、 僕の家族は大げさではなく涙が出るほど嬉しい思いをするそうなんです。
僕も、家族が喜ぶのは嬉しいのですが、なかなかそうできません。
でも、僕の名前を呼んでくれる優しい人たちのことが大好きです。
僕の名前を知らないのに、手を振ってくれる人たちも好きです。

僕は、日々、恐怖心と戦っています。
赤ちゃんの時、体験できなかった人間社会に慣れる為に、毎日頑張っています。
どうぞ今後も応援して下さい。
               … MAX …


ねぇ、お母さん。
僕、おとなの言葉で皆さんにお礼が言えたよ!!  (= ̄▽ ̄=)V やったね
僕、僕… p(*^-^*)q 頑張るよ♪



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